LPガス × 災害対応
自然災害の多い日本。
いざという時に、復旧が早く安定的に使える
エネルギーを確保することが大切です。
LPガスは災害時も復旧が早く、
命・生活を守る重要なエネルギーです。
自然災害発生後、
想定される状況とは?
もし電気が使えなくなったら、
照明が消える
テレビ・ラジオ・パソコン等が使えない
携帯電話の充電ができない
エレベーターが止まる
資料・介護設備が使えない
など
もし冷暖房が使えなくなったら、
体調管理が難しくなる
(熱中症の心配、寒さによる体調悪化、高齢者の検討リスク増)避難所の環境維持が困難になる
(過度の厚さや寒さによる精神的・身体的疲労の深刻化)など
もし給湯・調理機器が使えなくなったら、
お風呂・シャワーが使えない
あたたかい食事がとれない
給食・炊き出しができない
など
LPガスは命・生活を支えるエネルギーとして活躍しています。
LPガスは復旧が早い
災害が発生し、LPガスは各家庭に設置されるため、一戸単位で調査・点検することができます。
そのため、都市ガスや系統電力に比べ、比較的早く復旧することができます。
例えば、東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県、宮城県、福島県では、津波で建物が損壊または流されてしまったもの等を除いて、地震発生後約3週間程度で大方の復旧が完了し、都市ガスおよび電力よりも早い時期に全面復旧を果たしています。
個別に点検・復旧
LPガスは避難所でも大活躍
地震災害等により家屋が倒壊した場合、被災者は避難所や仮設住宅での生活を強いられることになります。そんな時でもLPガスは、給湯、煮炊きに加え、暖房、発電など行うためのエネルギー源として、当該施設に迅速に設置し、被災者の生活を支援することができます。これも「分散型」の特性を活かした大きな強みの一つです。
特別な設備は不要
広がるLPガスでの防災対策
LPガスの高い災害対応能力は様々な防災設備に活用されています。
例えば通常時には都市ガスが使われている集合住宅で、一時的に系統電力や都市ガスの供給が途絶した場合にLPガスを利用することができる「LPガス災害対応型エネルギーシステム」があります。
敷地内にLPガスの貯槽設備を設置し災害に備える自治体も増えています。
災害対応バルクと非常用発電機
災害対応バルクは災害等により通常の配管供給ができない場合でも、直接ガス機器を接続して使用することが可能。非常用発電機による電力は、共用部の設備のほか、各住居にも1kW以内で供給される。
防災倉庫備品の一部(炊き出しセット)
防災倉庫にはこれ以外に、非常用持ち出しセット(各住戸に1セット)、災害救援キット、非常用浄水器等を常備。
井戸
手押しポンプにより井戸水を生活用水として使用可能。