「自立型ＬＰガススタンド」認定制度とは

自動車用ＬＰガスは、スタンドが堅牢なこと、災害時でも需要と供給が安定していることなどから災害に強い燃料としても知られている。
実際に東日本大震災の時には、被災地や首都圏ではガソリン、軽油が供給不安を起こす中、安定した供給で地域公共交通であるタクシーや配送トラックの稼働を支えライフラインの維持に貢献したことは記憶に新しい。
このような点が評価され、自治体や事業体の一部では国土強靭化政策強化のためにＬＰガス自動車を導入する動きもある。
災害時に予想される停電状態にあっても操業を継続することが期待できる一定の防災力を持ったＬＰガススタンドを「自立型ＬＰガススタンド」として認定し、全国に増やすことにより、地域交通機関の維持に努めることでＬＰガススタンドの社会的信用を高めることを目的とした制度である。